
卓球マシーン、寄贈してきました!
一番最初にラケットを持った卓球クラブ。
小学校の区域をさらに細かく分けた、
最高にローカルなクラブ。
一昨日、僕に卓球の楽しさを教えてくれたそのクラブに、
卓球マシーンを寄贈してきました。
小学三年生の秋。
今から20年前。
僕が初めて卓球のラケットの握ったのがこの頃。
90分の練習時間、ずっと素振り。
ずーーっと、鏡に向かってひさすら、素振り。
その鏡に映るのは自分の姿とラケットと、卓球マシーン。
「マシーンで打ちたいなー・・・」
って、素振りしながらいつも思ってました。
最初に打てた時のうれしさは、
ほとんどなかったです。
全然ボールに当たらないからです。w
モヤモヤ感のほうが強かった気がします。
それでも、しっかり打てた時はうれしかった!
2球連続で入ろうものなら、
ニヤけてたんじゃないかなー♪
当時のマシーンは、
今も監督をされている方が、個人のお金で買ってくださっていたもの。
(確か、もう30年以上指導されている!)
その行為の素晴らしさに当時は気づくはずもなく、
ただただ、打たせてもらえた時がうれしくて。
今も昔も、ボランティアで教えてくださっている監督。
保護者の方も1,2人、いらっしゃるときもありますが、
教える人(社会人)が足りない状況は、僕の時からずっと一緒です。
(この少子化時代に、まだ10人以上の子供が習いに来ているのは、近年の卓球ブームもあるそうです。w)
そんな監督と、今の子どものために、
少しは恩返しできるかなぁと思って、寄贈してみました。
一昨日、そのマシーンを持って、久しぶりにクラブへ♪
披露した時の子供の目の色。
セッティングしているときのせわしなさ。
そして、
打ち始めてからのはしゃぎよう。
その表情を見て、
「買ってよかったなぁ」って早くも思いました。
寄贈するって、人生で初めての経験でしたが、
あぁ、こんな気持ちになるんだぁ・・・。
と、なんか、
とっても幸せな感覚になりました。
お金の使い方で人生決まるっていうけど、
その時の感情は言葉にできない、格別なものでした。
・監督とクラブへの恩返し
・自分の過去と今の子供のシンクロ
・子供の喜ぶ表情
・これからもたくさんの子に使ってほしいという期待
これらの感情や願いがミックスされてたんだと、今は思います。
僕は昔の監督同様、マシーンを買いました。
でも、監督の人間性のすばらしさには到底及んでないと思います。
なぜなら、監督は自分の時間を子供のために、
数千、数万時間使ってきているからです。
同じようにマシーンを買ったからこそ、
すごいなぁ、と心から思います。
寄贈させていただいたことで、
思いがけない素敵な感情をいただきました。
監督という人生の先輩の偉大さを改めて感じることができました。
こんなプレゼントをいただけるとは思ってもいなかった。
このブログを書いたことで、さらに、
そのプレゼントの有難さを感じることができました。
さて、打ち合わせ行ってきます!!
目の前のことに、ちゃんと向き合っていくのが、
監督をはじめとする、お世話になってきた卓球関係者への恩返しになると信じて。
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